緊急指令 謎の石版を発掘せよ!part2
その石版には“大城按司”の文字が刻まれていました。
大城 真武(うふぐすく しんぶ/おおぐすく しんぶ、生没年不詳)は14世紀末から15世紀初頭にかけての琉球の人。唐名は麻普蔚、童名を思武太といい、麻氏(名乗頭「真」)の元祖である。
古琉球時代の按司の一人で、後代の位階称号である按司位の人物というわけではない。古の人物のためその業績などは伝わってはいない。
墓所は南城市大里大城にあり、ボウントゥ御墓(ウファカ)ともいわれ、県指定文化財となっている。(Wikipediaより抜粋)
…だそうです。なるほど!
早速、調査班Y(勝手に命名)は、墓があるという現場に向かいました。
このお墓、琉球石灰岩の岩山をくり抜いて墓室をつくり、前面は切石積みとし、上部は以前の塚を模してドーム状の石積となっているそうで、沖縄の一般の墓とは異なる独特の形式をもつ墓として貴重なのだそうです。
(墓の前にあった沖縄県教育委員会並びに大里村教育委員会の表示板より)
そして、その横に立っていた墓碑?には!
石版の欠片と全く同じ文字が刻まれていたのです!!
これは、もしや一大発見?
調査班Yは大里村(現南城市)教育委員会に連絡をとりました。
調査班Y「…もしもし」
担当Z氏「はい、教育委員会です。」
調査班Y「あの〜、ウチの裏庭から石版が出てきたんですが…。」
担当Z氏「どんな石版ですか?」
調査班Y「何だか、大城按司って彫られてます。」
担当Z氏「え?大城按司ですか??」
調査班Y「ええ、そちらの大城城跡にある墓碑と全く同じ文字が刻まれてるんです。」
担当Z氏「………し、少々お待ち下さい。」
調査班Y「………………。」
担当Z氏「い、今から詳しい者を連れて参りますので、住所を教えて下さいぃぃ!!」
…という訳で、ホントにダッシュで教育委員会の方がやってきました。
石版の欠片を写真に撮っている(ケータイでしたけど(^^;)専門家の方です。
果たしてこの石版、歴史的価値は有るや否や???